2022/01/27
サメと泳げる国・バハマ!おすすめツアーや注意点は?
サメの楽園としても知られるバハマ諸島。出会えるビーチは?どんなサメがいるの?おすすめツアーは?野生のサメと泳いで本当に大丈夫?気になるポイントをまとめてみました♩
【サメと出会えるおすすめビーチ!タイガー・ビーチ(TIGER BEACH)】
様々な種類のサメと遭遇できることで有名なタイガービーチ。バハマ諸島で最北端の島・グランドバハマ島(Grand Bahama Island)のウェスト・エンド(West End)という海岸から1時間ほどの場所にあります。
その名の通り、多くのタイガーシャーク(イタチザメ)が流線形の体をくねらせるように泳ぎながら集まってくることで有名。水深5mほどの真っ白な砂地で、ダイバーのすぐ近くまで泳いできてくれます。透明度の高いバハマの海では、ノーストロボでもサメの撮影が可能。こんな体験、世界でもここだけです。
タイガーシャーク以外にも、リーフサメ、レモンシャーク、ハンマーヘッド、ブルサメ、オセアニアのホテトップ、などと出会うことができ、時よりイルカも見ることができます。人がめったに訪れないエリアで、リラックスしたペースでパッシブ(自分からは積極的に働きかけない状態)観察が可能です。
注意点としては、砂をかき回したり、眺めを妨害したり、サメを興奮させることをしないこと。サメは人間に直接的な脅威ではなく、基本的なルールを守っていれば心配することはありません。とはいっても、サメに限らず、野生動物と触れ合うときは気を緩めずに注意することが大切です。
●おすすめツアー「水中写真家・越智隆治さんの In to the blueツアー」
数々の写真集や展示会を手掛ける水中写真家・越智隆治さんによるシャークダイブチャータークルーズ。
フロリダのウエストビーチからアプローチするツアーで、移動も含めて1週間の行程で旅をします。サメたちとのダイビングが楽しめるのは5日間です。
タイガービーチに到着すると、アンカリングして船を停泊。サメの餌の入ったベイト(魚の切り身)ボックスが、ロープを付けられて海中に投げ入れられます。 船上ではベイトにホースで汲み上げた海水を混ぜて、切り身を潰してかき混ぜてつくるフィッシュスープを海に流し込み、ベイトの匂いを海中に拡散させておきます。
(越智さんのシャーククルーズ動画)
自分の周りを何匹ものタイガーシャークが自由に泳ぎ回ります。地面は真っ白な砂、バハマブルーの海中。これまで各地でダイビングをしてきた方も、この感動的な体験は忘れることができないでしょう。
越智さんによると、参加者は最初こそ緊張して「これで大丈夫でしょうか?これはやったらまずいですか?」と色々質問しますが、毎日サメに会えるので徐々に慣れてきて、最終日には皆、心の底からタイガーシャークとのダイビングを楽しむようです。
日本人にはイルカと出会えるツアーが人気ですが、ダイビングのライセンスを持っている人なら、着底のみで比較的簡単なサメと出会えるクルーズもおすすめ。一度参加するとはまってしまう方が多いそうで、ツアー参加者はリピーターがほとんどだそうですよ。
(ツアーを展開する越智さん)
同ツアーの様子はウェブサイトや越智さんのインスタグラムからも確認できますので、ぜひ覗いてみてくださいね。
※ツアーで使用されるフロリダから出航する船「ドルフィン・ドリーム」号。2005年に就航し、全長25m、全幅8m、最大12名まで乗れるクルーズ船です。キャビンは6部屋あり、2段ベットがそれぞれ備え付けられていて、共同のバス・トイレは共同が2つ用意されてます。
●現地のツアー「STUART COVE`S DIVE BAHAMAS」もご紹介。
首都・ナッソーが位置するニュープロビデンス島でもシャークダイビングを楽しむことができます。現地に拠点を構えるツアーの一つがSTUART COVE`S DIVE BAHAMAS」。滞在期間が限られている旅行者にもおすすめです。
現在のスポットは「Shark Wall(シャークウォール)&The Arena(アリーナ)」 か「Shark Wall North(シャークウォールノース)&The Runway(ランアウェイ)」のコンビネーションいずれか。リーフシャークとの遭遇を楽しむことができます。ツアーはビギナーでも参加できるものや、アドバンスコースも用意されています。
HPの動画でも紹介されているコースは、地に跪いて円陣を組み、輪の中心で餌付けをし、寄ってくるサメを観察するスタイル。鉄でできた特殊なウェットスーツを着たスタッフが餌付けをするのですが、食欲と好奇心旺盛のサメたちが周りを泳ぐ様子はかなり迫力があります。
リーフシャークは人を自分から傷つけることはないようですが、視力が悪く、棒状の物をエサと勘違いして噛み付いてくる場合があるそうなので注意しましょう。サメたちが帰ったあとに参加者が夢中になるのは、彼らが地面に落としていった「サメの歯」探し。お土産に持って帰る人が多いようです。ツアーに含まれるのはホテルからの送迎と、タンク、重り、水。用具やウェットスーツは料金に含まれていませんので注意しましょう。サイトは英語のみの対応となりツアーも現地の方による案内です。英語が少し不安な方は、現地に1つだけあるPink Pearl Holidaysという日本の会社が日本語で手配してくれますよ。
●もっと気軽にサメと触れ合うなら「コンパスキー島」
ダイビングライセンスを持っていない方や、大きなサメたちと海中で遭遇することに抵抗がある方は「コンパスキー」という島でのツアーはいかがでしょうか。
ここにいるナースシャークは性格が大人しく、餌付けされているので人馴れしています。美しい海に加え、檻に入らずに水着でサメと触れ合えることで世界的にも人気なスポット。マライア・キャリーをはじめとした海外セレブも多く足を運びました。
ポイントに到着すると、まずは水上に作られた板の上でサメをタッチ。その後、サメたちが泳ぐ海の中に飛び込み一緒に泳ぎます。聞いているだけではなかなかリスキーな体験ですが、子供も大人も慣れてくると笑顔。バハマでも有名なツアーですので、インスタグラムやウェブなどで #compasscay と検索してみてください。
こちらのサメと触れ合うには、同じくバハマで有名な「豚と泳ぐビーチ」「イグアナに餌付けできるビーチ」と合わせて構成されるツアーへの申し込みが一般的。値段は500ドルほどで、バハマの定番スポットが満喫できる内容なので、初めてバハマに行く方におすすめです。
いかがでしたか?今回の記事では、サメの楽園・バハマについて紹介しました。
バハマナビのインスタグラムでもさまざまなおすすめツアーを投稿していますので、ぜひこちらもチェックしてくださいね♡最後まで読んでくれてありがとうございました。
為替レート
2021-01-22 07:40:03